早いもので、先週キーボード(楽器の)を買ってから2週間だ。
今のところ、毎日楽しく触っている。
これは新しい趣味と言ってもいいかもしれない。
それはいいのだが、やはり新しい趣味を始めたばかりの頃は出費がかさむものだ。
キーボードを買っただけで済めばよかったのだがそうもいかず、あれもいるこれもいると、せっかく安く買ったキーボードなのに、結局は周辺のあれこれで色々とお金を使ってしまった……
テーブルスタンド
床でキーボードを弾くわけがなく、かと言って、私の部屋にあるテーブルは2種類あるとはいえ、とても幅90cmを超えるキーボードを置いて使える状態ではない。
まず、スタンディグデスクの方。
こちらは幅は90cmに足りているが、元々奥行きが狭く、今置いているパソコンのマウスやキーボードを動かさないとキーボードを置くことができない。
いちいちパソコンの周辺機器を動かすのも面倒なので却下。
続いて座って作業するためのデスク。
こちらは幅が手前と奥で異なっているが、手前は70cmほどあるので、はみ出すものの置くことはできる。
しかしこのテーブル、主に筆記作業専用として使っていて、天板に傾斜をつけているのだ。
この傾斜がついている状態だと、キーボードを弾く手に変な角度がついて手首が疲れる。
キーボードを弾くときは角度を水平にすればいいのだが、せっかく筆記作業に合わせてベストな調整をしている角度を崩したくないし、やはり、いちいち角度を切り替えるのは面倒なのだ。
というわけでキーボードの専用テーブルを購入した。
室内用なので安定感を重視してテーブルタイプに。
立って弾くか座って弾くか、今のところ決まってないが、最終的にどちらでも使えるように、ある程度高さのあるものにした。
というか、結構ネットで調べてみたが、このテーブルの高さが最高ではないだろうか。
高さ110cmだ。
これなら立って弾くスタイルに落ち着いても、より高いテーブルを買い直すなんてことにはなるまい。
(出典:Amazon)
収納ケース
別に持ち歩くつもりはないが、ケースを買った。
私が買ったCT-S200専用のケースもあるにはある。
だがこれは背負うことしかできず、バッグのように持つことができないので、リュックにもバッグにも2WAYで使える別のケースを買った。
持ち歩かないのにケースが必要なのか?
いずれ持ち歩くかもしれない。
そもそも私が買ったCT-S200はそういうニーズにも応えられるように電池でも動かせるようになっている。
(単三電池を6本も入れないといけないが……)
それに、持ち歩かなかったとしても、今住んでいる家が会社借上の賃貸である以上、いずれ引っ越す時が来る。
その時にキーボードを裸で運搬するのは嫌だ。
また、もしも結果的にキーボードに飽きて触らなくなったとしても、このケースに入れてしまい込んでおけばいい。
いずれまた思い出したように触りたくなる時が来ると信じて。
(信じる信じないの話なら、そもそも触らなくなる未来を信じたくはないが)
flowkey
ピアノの練習アプリだ。
レッスン動画を見たり、楽譜や鍵盤の映像を見ながら練習することができる。
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せっかく触るんだから、独学で適当に叩くより、ちゃんと技術を習得して、早く上達したいのだ。
元々子供の頃にピアノを触っていたとかじゃなく、ずぶの素人なのだから、一人で適当に弾いていても上達は遅いだろう。
ちゃんとしたテクニックを学べるなら安いものだ。
そう、このアプリ、有料である。
しかも買い切りではなくサブスクリプション方式。
7日間の無料お試し期間があるのだが、その期間も終了し、無事に年額12,800円が課金された。
1ヶ月あたりにすると1,000円ちょっとである。
レッスンに通うよりは安いだろう。
終わりに
とりあえず、形だけは整った。
形で終わらないように頑張らなければ。
始めたばかりだからだとは思うが、できないことが多く、しかしその分、ちょっとしたことでもできるようになると嬉しいので、とにかくキーボードを触るのが楽しいのだ。
0.5倍速でも弾けなかったフレーズが等倍でも余裕で弾けるようになったり、映像の鍵盤を見ずに楽譜だけを見て部分的に弾けるようになったりと。
いずれ楽しくない時期も訪れるとは思うが、続けていれば多少は形になるだろう。
できないからとやめてしまう方が勿体無い、今はそう思っている——