タイトルがまどろっこしい?
見ればわかる、こういうことだ!
もう、この写真をみるだけで私は惚れ惚れしてしまうのだが、この気持ちがどれほど伝わってくれているのかわからない。
手元にいつでもメモ用の紙を置いておきながら、それが一切デスク上のスペースを使っていないというこの状態。
どうして、どうやってこうなったのか、順を追って説明しよう。
ペーパーサーバーを手元に置きたい
ところでペーパーサーバーとは、コピー用紙をすぐ取れるように、それでいて最小限のスペースでストックして置ける画期的なアイテムだ。
このペーパーサーバーを常に手元に置いておきたいわけだが、最近、私の自宅の作業環境を大きく変えたことによって、筆記作業は傾斜のついたデスクで行うようになった。
このデスク、幅が手前70cmほど、奥が50cmほどしかなく、少し狭めの天板である。
そこにペーペーサーバーを置いてしまうと、ただでさえ狭いスペースがさらに狭くなってしまう。
しかし、筆記作業を行う時はこのデスクしか使わないのだからこのデスクに向かっている状態ですぐ手に取れる場所にペーパーサーバーを置かないと非効率だ。
クランプ式のマウステーブルを活用
そんな悩みを解決できそうだと目をつけたのが、マウステーブルである。
机に取り付けられる、マウスを置くための小さなテーブルだ。
ほとんどのマウステーブルが、スライド式のものだった。
しかし、前述の通り、私が使っているデスクは天板に傾斜をつけられるもの。
その傾斜によって、勝手にスライドされて出てきては困る。
だから選んだのは、1カ所のクランプのみで設置する、回転タイプのマウステーブルだ。
回転タイプとなると、ほぼこれ一択ではないだろうか。
早速デスクに設置。
クランプが1つしかないので、少し体重をかけるとバキッといってしまいそうで、マウステーブルとしてはやや不安な製品。
しかし私の用途はペーパーサーバーを置くだけであり、このマウステーブルに手を載せて腕の重さをかけることはないから、マウステーブルとしての強度は気にならない。
テーブルの回転はカリカリとしたクリック式で、ある程度固定感があって軽い力では回らないようになっていてグッド。
滑り止めで安定化
さて、こうして設置したマウステーブルの上にペーパーサーバーを置けば完成、と思いきや、そうもいかない。
なぜなら、デスクに傾斜がついているからだ。
そんなデスクに設置したマウステーブルにも当然その傾斜がついているわけで。
そのままペーパーサーバーを置くと、滑り落ちてしまう。
だから滑り止めを敷くことにした。
滑り止めなんて100均でも売っているが、せっかくなので少しいいものを購入。
これをマウステーブルの上に敷いて——
その上にペーパーサーバーを設置。
滑り止めシートのサイズはA5より小さいものを選んだので、A5サイズのペーパーサーバーを上から置けば見えなくなる。
これで、デスクの傾斜や回転の衝撃でペーパーサーバーが落ちたりズレることがなくなった。
終わりに
我ながらいい感じだ。
初めは単にペーパーサーバーをデスクの天板に置かずして手元に置くというだけの目的だったが、こうして回転タイプのマウステーブルに置くことで、使わないときは完全に内側に収納することもできるようになった。
お気に入りは、こうして少しだけ出した状態。
わざわざ横に出さなくても、これで十分にコピー用紙を出すことができるし、邪魔にならない。
ちょっと雑に扱っても滑り落ちることもないし。
ちなみに、滑り止めシートに見本用の小さな滑り止めもついていた。
せっかくなので、この滑り止めは、ペンスタンドの下に敷いている。
元々ペンスタンドの底面にもそれなりの滑り止めが施されていたが、さらに強化された。
これで手書き作業が捗るデスクの完成だ。