ビルドンブング

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プロポーションチェアは座りやすいが合わせる机を選ぶ

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椅子を探さなければならない。
先日、今の椅子が作業用の椅子には向いていないという話をした。
じゃあそんな椅子を使うのはやめてしまおう、とはいかない。
代わりの椅子をみつけないといけないからだ。
求める椅子の条件は、上記の記事でデメリットとして上げた項目を解決できる椅子。
つまり――
  • 前のめりになって机に向かいやすい姿勢
  • キャスターなどで椅子の位置を調整できる可動脚
  • 気軽に立ったり座ったりできる
 
これらを満たしそうな「プロポーションチェア」なる椅子を見つけたので購入してみた。

2022年9月22日追記
3ヶ月ほど使ってみて、色々と気になる点も出てきたので、購入を検討していて当ブログに行き着いた方は、以下の記事も参考になるかもしれない……

 
目次

自然に背筋が伸びる

プロポーションチェアの一番の売りどころは、やはり姿勢改善。
普通の椅子が水平の座面なのに対して、プロポーションチェアの座面には角度が付いている。

お尻だけでなく、膝も使って体の重さを受け止める座り方になる。
さて、もしも今椅子に座っていたら、お尻の位置を椅子の座面の手前ギリギリに持ってきて、膝を曲げて足を後ろにしてみてほしい。
できるだけプロポーションチェアに座った状態に近い姿勢を試してみてほしいのだ。
どうだろう、自然に背筋が伸びないだろうか。
その状態をただ座るだけで自然に生み出してしまうのが、プロポーションチェアなのだ。
これなら前屈みになって背中を丸めなくても、目の前の机に向かうことができる。
正しい姿勢を維持できるので、長時間机に向かっていても疲れにくい、かもしれない
それはおいおい、これから使っていきながら確かめよう。
少なくとも、意識しなくても正しい姿勢を維持できるのは間違いない。

前後移動できるタイヤ

プロポーションチェアの脚は、先端が転がるようになっている。

これにより、ちょっと押したり引っ張るだけで前後に動かすことができる
また、座った状態でも足をついて地面を蹴るようにすれば動かせる。
横移動はできないが、立ち上がるために椅子を引くだけなら、前後移動だけで十分だ。
むしろ、机のセンターなどにしっかり会わせておけば、毎回横の位置も会わせなくて済む。
また、キャスターと違って、軽い力では動かないのも嬉しい。
デスクマットなど引かなくても、作業中に勝手に椅子の位置が変わってしまうこともないのだ。

机の高さと合わない

さて、椅子単体としてみればなかなか良さげなプロポーションチェアだが、一つ問題が発生した。
プロポーションチェアには座面の高さ調整機能が備わっているのだが、実はこれが結構大事なのだ。
普通の椅子ならただ高さを机に合わせればいいのだが、プロポーションチェアの場合、高さ調整は足の長さや身長に合わせて行う角度調整も兼ねている
するとどうなるかというと、自分の体格に合った高さにすると、机の高さと合わなくなるのだ。
というわけで――

こうなった。
身長176cmの私が座りやすいと感じる高さ・角度にすると、机の天板とほぼ同じ高さになってしまったのだ。
こういうとき、昇降式のデスクだったら、高さを上げてやることで調整できるのだが……
つまり、プロポーションチェアと合わせるなら、高さ調整ができて、一般的なテーブルの高さよりも高くできる机にしておいた方が確実というわけだ。
つまり、スタンディングデスクである。
やはり必要だったか……

終わりに

調べてみると、なにかと子供の勉強用に、とメーカーは推しているようだが、別に子供用というわけではない。
前述のように大人だって使えるし、それに対応できる座面の高さ調整機能も備わっている。
ただ、やはり高さ調整が角度調整も兼ねているのがネックだ。
せっかく理想的と思える座り心地を実現しているのに、机の高さが合わない。
もう前の椅子に戻したくはないし、これは机も買い換えろということだろうか……