ビルドンブング

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休憩は「疲れたから」ではなく「疲れないために」行う

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仕事でもプライベートでも、作業をしていると休憩を挟むだろう。
では、思い返してみてほしい。
どんな時に休憩をとっているだろうか。
多くの場合「疲れた時」あるいはそれに近い答えになるのではないだろうか。
少し前の私もそうだった。
しかし、最近は休憩の目的を考えて、計画的な休憩をとることを意識している。
休憩の目的とは「疲れた頭と体を休める」ことではない。
「頭や体を疲れないように休める」ことなのだ。
 

休憩の目的は「疲れないため」

「疲れたから休憩」そう言ってスマホを触ったりトイレに行ったり、何もせず目を閉じたり。
そのまま数分あるいは数十分、では作業を再開しようと思った時、頭や体はスッキリしているだろうか。
仮眠したとかではないかぎり、そこまで万全に回復はしていないだろう。
おそらく「あまり長く休憩していてはダメだ、そろそろ作業に戻らないと」という義務感から休憩を切り上げて、作業を再開していないだろうか。
そもそも疲れたから始めた休憩、疲れを取るためにとった休憩なのに、結果的にその目的が果たせないまま作業に戻っているのだ。
この休憩、意味があるのだろうか。
では、意味がないから休憩なんてせずに、効率が下がったまま作業を続ければいいのか。
それは違う。
休憩の目的を理解して、休憩の取り方を変えるのだ。

作業より休憩を優先させる

「疲れたから」休憩しているのに、いくら休憩しても疲れが取れない、作業に戻る気力がない。
だったら、そもそも「疲れた」と感じないようにすればいい
疲れる前から休憩するのだ。
作業が終わってから「疲れた、休もう」ではない。
作業を始める前に「疲れないよう、休もう」だ。
つまり「作業→休憩」ではなく「休憩→作業」と考える。
休憩は作業による疲れを回復させるものではなく、次の作業を疲れずに行うための準備なのだ。
この考え方ができれば、作業より休憩を優先させた方が結果的に効率的に作業ができることも理解できるはず。

疲れたら休憩の仕方を見直す

さて、休憩が疲れないために行うものだと理解できたら、今度はその休憩の適切な取り方を習得しなければいけない。
こればかりは答えがない。
環境や作業内容、個人の資質によって変わるからだ。
しかし、答えを探す方法は明確である。
疲れたらその理由を考えるのだ。
休憩は疲れないために行うのだから、もしも疲れたら、その休憩の取り方に問題があったということだ。
休憩時間が足りなかったのか、作業の間にもっと小刻みに休憩を挟むべきだったのか。
見直せば必ずどこかに原因を見つけられるはずである。
原因が見つかったのなら、改善策を考えるのは簡単だろう。
そうやって、少しずつ自分なりの休憩の取り方を探求していけばいい。
休憩を作業より優先させることと、その理由をしっかりと理解していけば、自然に最適な休憩の取り方が身につくだろう。

終わりに

休憩を優先させる考え方を身につけてからは、仕事が終わった後の疲れがグッと減った。
それでいて作業の効率が以前より上がっているのだから、見事なものだ。
それまでは定時で帰っても寝るまでの間に何か生産的なことをする気力がなかったのだが、今ではそれができる。
例えば、とても仕事から帰った夜にブログを書くなんてできなかったのだが、今では朝と同じ勢いで夜も書ける。
時間があっても疲れていては何もできない。
休憩時間が多少増えたとしても、効率が上がって使える時間でできることが増えるのなら、何の問題もないだろう。