深い椅子を浅く、腹筋ローラーの膝おきに
椅子にクッションを敷いているだろうか。
私はベーグルクッションを使っている。
ドーナツクッションが二つ並んだような見た目をしていて、お尻がすっぽり収まる。
クッションなんてあってもなくてもたいして変わらない、というわけでもない。
持ち物を減らしたいと思っている私が、それでもベーグルクッションを持ち続ける、使い続ける理由をご紹介。
深い椅子でも立ちやすく
私が自宅で使っているのは、アウトドア用のチェアだ。
アウトドア用のチェアは、ほとんどがお尻が深く沈み込むような座り心地をしている。
座ってくつろぐだけならそれでもいいのだが、自宅でテーブルとセットで使うとなると話は変わる。
机に向かって作業することもあるし、深く座ってくつろぐばかりではない。
深く座るタイプの椅子だと、テーブルに向かう際に前屈みにならないといけないし、立ち上がる時も意気込まないといけない。
そんな時、ベーグルクッションを置いてやると、いい感じに座り心地が浅くなる。
アウトドア用のチェアだと、これでようやく普通の椅子に近い座り心地になるくらいだ。
ベーグルクッションの本来の使用目的である、お尻がすっぽり収まって座り心地がよくなるというメリットも受けられるので、個人的にアウトドア用のチェアとベーグルクッションの相性は抜群だと思っている。
床で運動する時のクッションに
床で横になるようにして行う筋トレやストレッチの際にも使える。
わざわざヨガマットを敷くほどでもない、本当にちょっとした運動だ。
仰向けになると、腰の骨が硬い床に当たって痛くなる。
その部分にベーグルクッションを敷いてやると楽になる。
横になる時だけでなく、例えば腹筋ローラーを膝立ちで行うときなんかにも。
これこそ、わざわざマットを敷かなくても、膝だけクッションに乗せれば事足りる。
来客時の座布団に
前述の通り、私が家で使っているのはアウトドア用のテーブルとチェア。
テーブルは壁際に設置しているし、上には大型ディスプレイも乗っている。
つまり、複数人て囲むような使い方はできない。
必然的に、来客時は床に座ることになる。
自分はともかく、人様を床に直に座らせるのも申し訳ない。
そんなときに、ベーグルクッションを座布団のように床に敷くのだ。
まあ、これはベーツルでなくても普通のクッションでもできることなのだが。
終わりに
というわけで、椅子に敷く以外にもなんだかんだで使い道のあるベーグルクッションだ。
実は、折り畳むことで枕になるという機能も存在する。
まあ、ソファや絨毯の上で横になるなら使えるのかもしれないが、ソファがなければ床も硬い私には枕として使う機会はなさそうだ。
それに、普段お尻を置いているものに頭を載せるのにも若干の抵抗がある。
それを抜きにしても、クッション単体として何かと使えるやつである。
椅子の座り心地がどこか気になるとか、自宅で運動したいけどヨガマットは大げさすぎるとか、そういう悩みがある人は、ベーグルクッションを試してみてはいかがだろうか。