電子書籍の普及が著しいが、まだまだ紙の本も現役だ。
本屋に行けばいつも新刊が平積みされているし、休日の図書館は常に人が出入りしている。
そんな紙の本を読むときのお供が栞だ。
栞は文庫本を買えばたいていついているので、わざわざ買うという人は少ないかもしれない。
しかし、ちゃんとしたものを買えばそれなりに便利なものである。
私も、5年ほど前に購入した栞をいまだに使っている。
それだけ長く使えるのは、それだけ丈夫で便利だからだ。
というわけで、私が栞として使っているマウスブックマークの魅力をご紹介。
文字が隠れない
栞と聞くと、紙製の長方形を思い浮かべるだろう。
それに比べると、マウスブックマークはペンのように細長い。
これが重要だ。
長方形の栞だと、それによってページの文字が隠れてしまう。
しかし、マウスブックマークはその細さで、ページの間の隙間に入り込むようにして、文字を隠さない。
だから、本を開いた時にどかさなくても、そのまま読むことができるのだ。
だから栞のように、外してそのまま紛失するようなこともない。
滑り落ちない
もうひとつ、普通の栞より優れているのがこれだ。
この頭部のマウスはただの飾りではない。
マウスがページの上部に引っかかるようになっているので、逆さまにでもしない限り、滑り落ちてこない。
前述の通り、動かさなくても文字を隠さないので、上に引っ付いたたまま読書をすればいい。
本を閉じるときに、そのページに挿し替えるだけだ。
しかもおまけに可愛い。
折れ曲がらない
これはマウスブックマークに限った話ではないのだが、やはり文庫本などに付属している紙の栞に比べると、金属製なのは安心感がある。
多少雑に扱っても折れ曲がることはないし、水に濡れても拭けば使える。
折れないのを生かして、ペンケースなどに放り込んでおけるのもGOOD。
何気に、栞にもこだわっている読書家というアピールにも使えたり。
まあ、どんな栞を使っているか気にする人なんて、同じく読書好きな人くらいなので、効果は薄いが……
何はともあれ、金属製の栞というのは、どこか所有欲を満たしてくれるものだ。
紙の栞しか使ったことのない方は、マウスブックマークでなくてもいいから、一度使ってみて欲しいものである。
終わりに
普段はクリップブックマークを使っている。
本につけたら、何もしなくても開いているページをキープしてくれる優れものだ。
ただし、クリップの跡が本についてしまうかもしれないという欠点がある。
なので、跡がついてもいい本にはクリップブックマーク、それじゃ困る大切な本には、今回紹介したマウスブックマーカーという使い分けをしている。
どちらも便利な読書の相棒になるのでオススメだ。
ちなみに、マウスの尻尾が取れやすいのだが、取れたところで機能に問題はないので気にしない。