たまに図書館で借りた本を読む。
現代において、本を買うなら電子書籍を買うようにしているので、紙の本を読む機会はそれくらいだ。
電子書籍と紙の本を比べて、紙の本が面倒なことの一つに、栞がある。
電子書籍ならどこまで読んだかを記憶してくれているので、何もしなくても次に開いた時には、前に読んでいたページが開く。
しかし紙の本だとそうはいかない。
栞を挟んでおかないと、どこまで読んだかわからなくなる。
しかし、読書を中断するたびに毎回そのページに栞を挟み直すのは、ちょっとしたことだが手間だ。
電子書籍に慣れてしまっていると特に。
だが、そんな手間を解消してくれるアイテムを発見した。
それが「クリップブックマーカー」だ。
挟み直さなくていい栞
その名の通り「クリップブックマーカー」はクリップのような形をしている。
使い方は簡単で、本の裏表紙などにクリップを挟む。
そして、上から飛び出した押さえの部分を、読んでいるページにセットすれば準備完了だ。
本を読み終えるまで、基本的にクリップブックマーカーを触ることはない。
常に今のページを押さえる
押さえの部分から紙を引き抜くように、ページを捲る。
そうすると、次のページが押さえられた状態になる。
つまり、常にクリップブックマーカーが常に今のページを押さえてくれるわけだ。
なので、何もしなくてもそのまま本を閉じても、開いていたページが記録される。
なので
冒頭で述べたような、栞を挟み直す手間がなくなる。
気軽に閉じれる
クリップブックマーカーのおかげで、本を閉じる際に何もしなくてよくなった。
だから、読書を終える時以外にも、気軽に本を閉じれる。
例えばメモを取りたくなった時。
これまでは、一旦栞を挟んで閉じるか、片手で開いたままもう片方の手でどうにかメモを取るしかなかった。
これが少し手間で「後でメモすればいいや」と後回し、そのまま忘れてしまうことも多々あった。
しかしクリップブックマーカーをつけていれば、思いついたらすぐ本を閉じてメモできる。
本に跡がつくかも
ここまでに述べた内容だと、最初に本に取り付けるのが少し手間なだけで、それさえしてしまえば普通の挟む栞より万能に感じるが、大きな欠点が一つ。
本にクリップを留めるので、場合によってはクリップの跡がついてしまう。
長期間付けっぱなしにしておくと特に。
なので、大切な本や、長い時間をかけて読むつもりの本にはあまりオススメできない。
裏を返せば、そういうことを気にしなくて良い本であれば、便利でしかない一品だ。
終わりに
紙の本をよく読む人には是非ともオススメしたいアイテムである。
使い始めは、クリップの位置を微調整しないと、押さえの部分がページから飛び出してしまうこともあるが、少し使っているうちに感覚をつかんで、ベストポジションに設置できるようになる。
慣れればすごく便利なアイテムだ。