パソコンの回収サービスを利用してみた。
使ったのはリネットジャパンの回収サービス。
詳細は後述するが、パソコンや小型家電を箱詰めして、申し込み時に指定した日時に受け取りに来る佐川急便にその箱を渡すだけ。
簡単でお手軽なサービスだ。
その詳細を、実際に利用した流れに沿ってご紹介。
3月まで無料回収
そもそもパソコン回収サービスを利用しようと思ったのは、たまたま今がキャンペーン中なのを知ったからだ。
どんなキャンペーンかというと、パソコン1台を無料回収してくれるというもの。
キャンペーン期間は2022年3月末までとなっている。
無料と言われると、この機会に不要なパソコンを処分しておきたくなる。
ちょうど実家に、10年ほど前に購入したモニタ一体型のパソコンがあった。
これを回収してもらうわけだが、パソコンをそのまま持っていってもらうわけではなく、箱詰めが必要だ。
3辺合計140cm以内、重さ20kgまでの1箱という制限があるが、大きめモニタ一体型PCでもなければ、たいていのパソコンは入る。
というわけで、規定最大である140サイズの段ボールを買ってきた。
お金がかかるとしたら、この段ボール代くらいである。
もしも梱包のためのガムテープを持っていなければ、それも必要になる。
ちなみに、緩衝材は不要だと公式サイトに記載されている。
だからあまり気にせずそのまま箱に入れてしまった。
小型家電もまとめて回収
さて、140サイズの段ボールにパソコンを入れても、まだ箱には余裕がある。
これがリネットの家電回収の真髄だ。
なんと、箱に他の小型家電を好きなだけ詰め込めるのである。
もちろん、140サイズの箱に収まる範囲で、重さが20kgを超えないようにしないといけないが、それさえ守ればパソコンと一緒に無料で回収してもらえるのだ。
対象の小型家電も公式サイトに一覧が記載されているので、わかりやすい。
もしも一覧に載っていなかったり、一覧から探し出すのが面倒なら、チャット形式で直接尋ねることもできる。
これを利用して、パソコンとまとめて実家に封じ込まれていた諸々の不要な小型家電もまとめて処分できた。
パソコンの上にDVDレコーダーやプリンタを入れて、余ったスペースをデジタル時計など小さめのもので埋め、余った隙間や上部にケーブル類を放り込んだ。
ここまで詰めて無料とはありがたい。
無料じゃなくても便利
箱詰めが完了したら、申し込んだ日時に佐川急便が引き取りに来るので、渡すだけだ。
あとは受け取り通知などがメールで届くので、そこで進行状況などを確認するだけ。
こうして利用してみて感じたのは、かなり楽で便利、そしてお得だということ。
無料なんだからお得で当然なのだが、それだけではない。
今は無料期間だから1箱無料だが、2箱目からは1箱1,600円の費用がかかるし、キャンペーン期間が終了したら1箱目から1,600円かかる。
しかし、これで1,600円なら安いと思える。
パソコンをはじめとした処分に困る小型家電を箱に入るだけ詰めてまとめて引き取ってもらえるのだから、小型家電に限定されるが、不用品回収業者より安上がりだ。
終わりに
いつか処分しないとな、でも処分方法とか調べたり、特定の曜日に特定の場所に持っていくのは面倒だな、でも業者に頼むとお金がかかるしな……
と、ずっと頭の片隅そして実家の押し入れに封じ込めていた古いパソコンを処分できてスッキリした。
フリマアプリでも売れなければジモティーで無料でも引き取り手が現れないような、古くなった家電をまとめて処分できる良いサービスだった。
もしももっと本格的に実家を整理することがあったらまた利用するかもしれない。
その時は、無料キャンペーンも終了しているだろうけれど、普通にお金を払ってでも利用したいと思えるものだった。
というか、そう思わせる狙いで無料キャンペーンを行っているのだろう。
まんまとその策略にはまったわけだが、別にこちらが損するわけでもないので、使えそうな時は活用していこうと思う。