相変わらず「これだ!」と思えるオートミールの食べ方が見つからないでいた。
黒砂糖で甘くして食べるのも美味しいが、使う砂糖の量が多く、いくら黒砂糖とはいえ健康的とは言い難い。
もっと手軽で美味しく、それでいて値段も安く抑えられる食べ方はないものか……
と思いながら業務スーパーをうろうろしていると、可能性を感じる存在と出会った。
粉末の手軽さ
自宅でカレーを作るとなると、カレールーを購入するだろう。
スーパーにも並んでいるブロックタイプのやつだ。
しかしカレールーはあのブロックタイプだけではない。
粉末タイプも存在するのだ。
近所の業務スーパーでたまたま見つけて「これだ!」と思った。
たっぷり1kgで400円ほど。
ちなみに裏面。
粉末の方が水に混ざりやすいし、量の調整も簡単だ。
サラサラというよりはザクザクとした粉なので、粉末が飛び散ることはなく扱いやすい。
簡単に作れて美味しい
オートミールといえば水と一緒に電子レンジでチンする調理法が多数派だが、電子レンジを持っていない私は鍋で煮込んでいる。
20分も煮込めば十分に柔らかくなって食べやすい。
そんな煮込み作業の際に粉末カレーを入れるだけで、美味しく食べられる。
オートミールといえば単体だと味気ないことで有名だが、カレーは逆になんでも美味しく食べられるスパイシーさが売りだ。
つまり対極にあるような関係、味気ないオートミールでも、カレーにしてやるだけで美味しく食べられる。
まず、お湯を沸かし始め、沸騰する前、水が程よく暖かくなったらカレー粉を投入。
そしてよく混ぜる。
カレーから想像する茶色より薄いので心配になって多めに入れてしまいがちだが、そんなに入れる必要はない。
煮込んでいたら水分は飛ぶし、オートミールも水を吸う。
最終的にはしっかりとしたカレーになるので大丈夫だ。
そうしたらオートミールを入れて、全体が水に浸かるように。
あとは放置してグツグツ煮込めばオートミールカレーの完成だ。
アレンジ自在
カレーだけでも美味しく食べられるが、さらに具材を加えることで、ちゃんとした料理にアップグレードできる。
カレーといえば、ビーフ、チキン、シーフード、ベジタブルと、さまざまな具材と合わせられる。
つまり、色々なものと組み合わせてアレンジできるわけだ。
特にオススメなのが缶詰との組み合わせ。
オイルサーディンを入れてシーフード風にしてみたり。
トマト缶を入れてトマトカレーにしてみたり。
どちらも缶詰を開けて入れるだけなのでお手軽だ。
具材になりそうなものを一緒に入れるだけで、簡単にオートミールカレーが作れる。
終わりに
水を温めて沸騰する前に粉末カレーを投入、続けてオートミールを投入、あとは20分も放置していれば完成。
しかもカレーなので味に文句なし。
こんな簡単で美味しくオートミールを食べる方法があったとは。
しかも具材をプラスすれば簡単にちょっと豪華なカレーにできる。
普段電子レンジでオートミールを作っている人からすると鍋で煮込むのは手間かもしれないが、ひとつの料理として美味しいので、オートミールの味気なさに困っているならオススメだ。