ビルドンブング

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MOFT Floatを装着した11インチiPad Proを4ヶ月使ってみて感じたメリット・デメリット

早いもので、11インチiPad Proを購入してから4ヶ月以上が経過した。
それだけの期間iPad Proを使ってきたし、同時に購入したカバー「MOFT Fliat」も同じだけの長さ使ってきたということだ。
「MOFT Fliat」はiPadカバーとしてはかなり革新的な製品であると私は考えている。
かなりオススメのカバーではあるものの、使って行くうちに見えてくる不満もあるものだ。

メリット

まずはポジティブに良いところから取り上げよう。

無段階の角度調整

無段階に角度をつけられるスタンド一体型カバーはそうそうない。
純正のMagic Keyboardなら可能だが、スタンドとしてだけ使いたい場合はキーボードが邪魔になる。
それに、Magic KeyboardにはApple Pencilが使いにくくなる問題もある。
Apple Pencilを使うために平置き状態と頻繁に切り替えて使いたい場合はMOFT Floatがオススメだ。
なんならスタンドを最大まで広げることで、Apple Pencilでの書き込みにちょうどいい角度にまで持って行くこともできる。

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高さをつけられる

MOFT Floatのスタンドは2段階になっている。
まずは一般的な状態。

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iPadの側面が机に設置している。
 
そこからもう1段階スタンドが展開する。

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スタンド一体型のカバーでここまで高さをつけられるものは他にないと思う。
それでいてかなり丈夫だ。
画面をタッチすると揺れてしまうが、倒れることはない。
そもそもこの状態での使用時はキーボードでの文字入力や動画視聴がほとんどで、画面に触れることは少ないだろう。
なお、土台部分に後ろ向きに倒れるのを防ぐストッパー機構搭載されているので、よほど不安定な角度にしなければ、揺れはするが倒れないので安心だ。

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縦向きにも使える

一般的なスタンド一体型カバーは、iPadを横向きにすることが前提となっていて、縦向きに立てたければ、別でタブレットスタンドを用意しなければならない。
しかしMOFT Floatは剛性のあるスタンドなので縦向きでも支えられる。

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ブラウジングやテキスト入力はこの状態の方が一覧できる情報量が多いので便利だ。
また、メインの作業をMacBookでしながら、横に参考資料を表示しておくのには縦置きの方が省スペースだし、目線の動きを小さくできて捗る。
 
なお、縦向きの場合は、ここまで取り上げたメリットである無段階角度調整とiPadを浮かせて高さをつけることはできないので注意。
それでも縦向きでも使える一体型カバーというだけでありがたいのだが。

デメリット

スタンド機能としてはカバーと一体型になっているとは思えないほど優秀なのだが、他の部分にその皺寄せが来ている印象だ。

重たくなる

スタンドの安定感と引き換えに、重量がそれなりに大きくなっている。
12.9インチのiPad Proに装着するなら別に重たくなってもいいのだ。
12.9インチを選んだ時点で、あまり携帯性を考えていない、もしも持ち歩くならノートPCと同じ要領で持ち歩くことになるので、多少重たくなったところで気にならない。
しかし12.9インチではなく11インチのiPad Proを選んだ時点で、それなりの頻度で携帯することを想定していると思う。
だがMOFT Floatを装着すると、気軽に持ち歩けない重さになってしまうのだ。
11インチiPad Proが466g、11インチMOFT Floatが378gとなっている。
合計で844gだ。
ちなみに11インチ用Smart Folioが175gでiPadと合わせると641gとなる。
同じスタンドを兼ねたカバーなのに、MOFT Floatの方が約200gも重くなるのだ。
ただ、前述したようなSmart Folioにはないスタンド機能の充実がMOFT Floatにある。
200gの重量増加と天秤にかけてよく検討すべきだろう。
数字で見るよりも手に取ると200gの違いは大きい。

直挿しハブの選択肢がない

iPad ProをノートPCのように使っている人は多いだろう。
それだけのスペックを備えているし、周辺機器も充実している。
そんな周辺機器の中で、PCのように使うなら必須となるのがUSBハブである。
iPadは外部メディアに対応しているが、そもそも本体にはUSB type-Cポート1つしかない。
それを拡張してくれるのがUSBハブだ。
しかし、たいていのUSBハブは、純正カバーであるSmart Folioへの対応しか謳っていない。
純正カバーはiPad側面は塞がないので問題なくても、MOFT Floatはガッツリ覆っている。
端子周りには約3mmの厚みができてしまうのだ。

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これだと直挿しで使えるハブは限られる。
いくつかの有名どころの直挿しハブのAmazonレビューを覗いてみたが、はっきりとMOFT Floatで使えたと言及されていたのは以下の商品くらいだった。

f:id:bildon:20220108232813p:plain(出典:Amazon

 
かといってケーブルタイプだと持ち歩く際にケーブルが鬱陶しいし、使っている時もiPadからぶら下がっているみたいになって見た目がブサイクだ。

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やはりケーブルレスな直挿しの方が美しい……

終わりに

結論として、MOFT Floatは11インチのiPad Proにはオススメし難い。
スタンド一体型のカバーとしては十分に魅力的ではある。
わざわざスタンドを別途用意しなくてもいいし、横向きなら高さもつけられるし。
一方で、持ち歩くならやはり重さがネックになる。
というわけで、持ち歩く前提で11インチを選んだのであれば、MOFT Floatは向かないだろう。
純正カバーであるfolioカバーかキーボードを付けて、スタイリッシュに携帯する方が11インチには似合っている。
印象としては、同じProでも小さくて軽い11インチなのに、MOFT Floatを装着するとそのメリットを殺してしまう。
12.9インチをさらに使いやすくしてくれるが、11インチを中途半端にしてしまう。
 
据え置き用の12.9インチiPad ProにMOFT Floatをつけるのはオススメできる。