ノートPCとタブレットを使い分けている人は多いだろう。
しかし、ノートPCだけでも置き場に困るのに、そこにタブレットとなると……
最も省スペースなのは立てておくことだ。
本は本棚に立てておくのが一番スマートなのと同じ。
というわけでノートPCスタンドの出番である。
それも2台用。
これならのーとPCとタブレットを2つまとめて最小限のスペースで立てておける。
MacBookとiPadをまとめて立てたい
今まではMacBookだけをスタンドに立てていればよかった。
タブレットはiPad miniだったので、わざわざスタンドに立てるほどでもなかったのだ。
それに立てようとしても、使っていたカバーがPalmoだったので、角が中途半端に厚く、iPad miniがスタンドの横幅とほぼ同じだったので、Palmoに合わせてだいぶ幅を大きく取らないとスタンドに挟んで立てることができなかった。
しかし今年の夏にiPadをminiから11インチに買い替え。
カバー兼スタンドのMoft Floatを使って縦向きにしておけば思ったほどスペースを取らないものの、それでもテーブルの上に置きっぱなしにするには存在感があり過ぎた。
それに、こんな風にすぐに触れる状態にしておくと、ついつい気軽に動画サイトなどを開いて娯楽行為に浸ってしまう。
「使うときだけiPadを取り出す」という状態にしておく必要があったのだ。
安定と信頼のサンワサプライ
購入した2台置き用のスタンドは、これまでMacBookを立てていたスタンド(1台用)と同じサンワサプライの製品だ。
半年ほど1台用を使っていて特に問題はなかったので、下手に初めてのメーカーに手を出すよりは信頼できた。
MacBookだけを立てていた1台用と比べると、当然だが幅広くなっている。
それでも中央部の厚みは5mmほどなので、2台置きにしては薄い方ではないだろううか。
おかげで、MacBookだけを立てていた1台用と比べても5mmほどしか変わらない。
たった5mm増えただけでiPadも立てて置けるようになるなのだからありがたい。
1台用のスタンドを2つ並べるよりはずっとマシだ。
幅の調節が手間だが見た目はスマート
さて、一見申し分ない2台置きスタンドだが、1台置きと比べて不満が一つある。
幅の調節がしにくいのだ。
1台用は1つのネジをクルクルと回すだけ。
立てたいものを立てたまま、好みの厚さになるまでネジを回すだけで理想の幅にすることができた。
しかし2台用の幅調整は裏側のネジを回さないといけない。
いちいち裏を向けないといけないので、ノートPCやタブレットを立てたまま幅を調整することができない。
ネジを回してはPCやタブレットを立ててみて、しっくり来なかったら立てたPCやタブレットを外してから、また裏返してネジを回す。
これの繰り返しで微調整をしていくことになる。
おまけに、上下2つのネジがついているので、開き具合がぴったり並行になるように調整する必要もあった。
逆に、1度理想の幅に調整してしまえば、それ以降は触らなくていいし、ネジが裏にあることで、1台用と違って飛び出したネジが邪魔になることなく、どこかの隙間にピッタリと挟むことだってできる。
これが1台用だとネジの突起が邪魔でこんなふうに壁と何かの間に綺麗におくことができなかった↓
終わりに
2台用だとそれなりに幅も広くなってスペースを使うんだろうな、と思っていたら、なんと5mm広くなっただけ。
幅の調節方法の際に触れたが、ネジが裏側にあるおかげで、最大部分の幅だけなら1台用と対して変わらない。
このネジの存在に気づいて入れば最初から2台用を買っていたかもしれないのに。
使ってみないと気付かないものである。
というわけで、もしもノートPCかタブレットのどちらしか持っておらず「1台用でいいや」とサンワワプライのアルミノートPCスタンドの購入を検討している方に伝えたい。
幅調整のネジが飛び出しているの、置き場所によっては結構気になるぞ、と。
それも踏まえて、ネジが裏側にある2台用を1台のために買うという手もある。
私のように後から「やっぱ2台用で!」となる人もいるのだから。