ビルドンブング

自由でシンプルな生活を求めて試行錯誤する記録を毎日更新中(金曜日はその週に読んだ小説の紹介)

赤信号を渡る人と青信号なのに動かない人

赤信号なのに走って横断する人は今も昔も存在する。
信号無視というやつで、他の人の迷惑にならず赤信号を渡るリスクを承知しているなら許容してもいいのでは、と思う反面、何食わぬ顔で信号無視をしている人を見ると「せめて申し訳なさそうな顔をしろよ」と毒づいてしまう。
 
さて、一方で最近よく見かけるのが、信号が青に変わったのに気づかず、止まったままの人だ。
ずっとスマホを見ている。
これに関してはただ横断歩道の前で立ち止まっているだけなので、道で歩かずに立っている人と状況としては変わらない。
 
そんな人たちのことを少し考えてみる。
 

赤信号を歩いて渡る矛盾

さて、信号無視を全くしたことがないかと問われると、苦笑いで首を横に振ることになる。
もしも人生で一度も信号無視をしたことがない人がいるとすれば、それは信号が無い場所で生活している人だと本気で考えている。
 
基本的には信号は守るスタンスだが、どうしても時間が無いとき、左右を確認してから駆け抜けてしまうことがある。
そう、駆け抜けるのだ。
罪悪感から、横断歩道を渡る時間を少しでも短くしたいという側面もあるが、赤信号を待てないほど時間が無いのだから当然だろう。
となると、歩いて赤信号の横断歩道を渡っている人は何だろう、と常々思う。
急いでないのなら信号くらい守ればいいのに、と。

走って渡るみっともなさ

では走って赤信号を渡っている人は「急いでいるのだから仕方がない」と穏やかな目で見れるかというと、そうでもない。
ハッキリ言って見下してしまう。
特に朝の通勤時間帯、駅に向かって走っている人を見ると「時間管理ができないだらしない人」に見えてしまう。
青信号が点滅していたら潔く立ち止まり、駅のホームに降りたときに電車が来ていても早足にならず1本見逃す。
それくらい余裕のある立ち振る舞いをしている方がかっこいい。
「時間はかけがえのないもの、少しでも無駄にならないように動くべき」という反論も思いつくが、世の中の偉大な人が横断歩道を走り抜けたり、駆け込み乗車している姿を想像できるだろうか。
 
自分がみっともなくならないためにも、信号無視はもちろん、走って通勤するようなことは避けている。

赤信号は何もせず待つ

一方で、信号が青になっているのに気づかず立ち止まったままの人もいるから不思議だ。
そういう人が何をしているのかというと、スマホを見ている。
待ち時間がもったいなくて、ちょっとした暇つぶしにスマホを出したのかもしれないが、それで青信号になるのを見過ごして歩き出しが遅れるのでは、そちらの方が時間がもったいない。
信号待ちでスマホの通知をチェックすることはあるが、そこから進んでメールやラインの返信をすることはしないようにしている。
では信号が青になるのを待つ間、何をするか。
何もしなくていいのだ。
ただ信号を見つめたり、周囲の状況をぼんやりと眺めるくらいでいい。
ちょっとした考え事を頭の中で進めるのもいいだろう。
どのみち信号待ちという短い時間でできることなんて限られている。
欲張らずに堂々としている方が、余裕のある人に見えるだろう。
そう、赤信号を走って渡るのも、青信号をスマホに夢中で見逃すのも、余裕が内容に見えるという点で共通しているのだ。
私は余裕のある大人になりたい。
だから余裕のある振る舞いを心がけるのだ。

終わりに

どちらにしても、余裕のない人に見えてしまうという意外な共通点を発見できた。
ふと青信号で動かない人を見かけて記事にしてみようと思ったのだが、考えてみればそれらしい結論が導けるものである。
まあ、スマホに夢中で青信号に気づかないのは、歩きスマホよりマシだし一向に構わないのだが。
となれば、最もタチが悪いのはスマホを見ながら赤信号を渡ることだ。
それはそれで事故のリスクが高いので、何かあっても自業自得と割り切ることもできなくもないのだが……
とにかく、私は余裕のある振る舞いを心がけたいので、信号が点滅していたら潔く立ち止まり、何をするでもなくおとなしく信号が変わるのを待とうと思う。