パスワード管理アプリとしてMcAfeeの「TrueKey」を利用している。
しかし先日「TrueKey」にログインできなくなった。
結果的にサーバーの問題だったようで1日で復旧したようなのだが、これをきっかけに情報をパスワード管理アプリだけに保存しておくことの是非について考えることになった。
ちなみに私が「TrueKey」を使っている理由はこちら↓
「TrueKey」にログインできない
2021年6月28日の朝、普段通りにログインを試みてもうまくいかない。
ChromでTrueKeyにログインできないけどiPhoneからもサーバーに繋がらなかったからMcAfee側の問題ってことにして考えるのやめた
— ビルドン (@bildon_yuma) 2021年6月27日
初めはPCのChromでうまくいかず、何が問題なのかわからなかったのだが、iPhoneアプリでも同様にログインできなかったので、McAfee側になんらかの障害が発生していたのだろう。
トラブルが発生するのはいいとして(ないのが好ましいが)、気になったのは公式からユーザーへの通知がなかったことである。
朝からTrueKeyログイン出来ないからサポートセンターに問い合わせたら只今復旧作業中だってさー。
— しーまん (@inthesedream) 2021年6月28日
朝からトラブってるの知っててHPにも情報を上げない企業の体質っていかがな物かと😡
全てのパスワード情報を保存しているだけに、何かあったらと不安になる。
そこに公式から何のお知らせもないとなると、ことさら心配だ。
何せ全てのログイン情報やクレジットカード情報を記録しているからである。
ゲームのサーバーが落ちるのとは深刻具合が桁違いだ。
なぜこちらからサポートに問い合わせないと現状を知ることができないのか。
また、この障害がニュースなどになることもなく、他ユーザーも同じ状況であることをTwitterで確認するくらいしか安心材料がなかった。
(ログインできないのが自分だけじゃないというだけで、状況そのものは安心できるものではないが)
何もできなくなる
「TrueKey」でパスワードを管理できるということで、私はパスワードを全てバラバラにしている。
何なら「TrueKey」にもパスワードジェネレータ機能があり、ランダムで複雑なパスワードを生成できるからだ。
というわけで、いちいちパスワードを覚えていない。
だからこそ「TrueKey」へのログインができなくなっただけで何のパスワードもわからなくなってしまった。
また、パスワードだけでなく暗証番号なども記録しているので、銀行の手続きができずに困った。
タイミング的に支障はなかったが、何かの支払い期限とかだったらと思うと肝を冷やす。
いくら優秀なパスワード管理アプリでも、そこにしか記録していないといざというときに何もできなくなるのだなと学ぶことができた。
USBなどのオフライン記憶メディアにもパスワードなどを記録しておいた方が良さそうだ。
流石に全てとなると多過ぎるので、それこそ銀行などの使えなくと困るものくらいは保険として用意しておいた方が賢明だった。
終わりに
とりあえず1日で復旧されたようで一安心だ。
TrueKeyログインできるようになってる
— ビルドン (@bildon_yuma) 2021年6月28日
また何かあったら嫌だからPCからデータエクスポートしとこ
ちなみにPCからだと「TrueKey」の情報はエクスポートできる。
ただし、ログイン情報だけで付随するメモはエクスポートされないので注意。
やはり大切な情報だけは別で保管しておいた方がいいだろう。
ところで、タイミングがタイミングだけに何らかの陰謀を感じてしまったが、そんなことはないと信じたい。