届いた郵便物の宛先に記載された個人情報。
そのままゴミとして捨てるのは怖いので、できるならシュレッダーにかけたい。
しかし、一般的な日常生活でシュレッダーを必要とする場面なんてそれくらいだ。
郵便物の伝票や葉書を細断するためだけにわざわざシュレッダーを買うのか……
かといって手で細かく破るのも面倒……
シュレッダーハサミなら手軽だがストレートカットなので切り方によっては意味を成さない。
そんな問題を解決できる「クロスカットできるシュレッダーハサミ」が存在した。
電動シュレッダーにしなかった理由
とにかく場所を取る。
電動シュレッダーなら基本は床置き。
床に置く物が増えるのは好きではない。
それに、電動シュレッダーは自動で細断してくれて楽な反面、定期的に歯の部分を掃除しないと紙が詰まったりと、手入れが大変なイメージがある。
また、連続で裁断できる時間に制限があるのも気になる。
まあ、シュレッダーゴミを溜め込まずに定期的に細断するようにしておけば問題はないのだが。
しかし、それを難しくするのが騒音問題。
電動シュレッダーは音がうるさい。
私は家賃の安い古いアパートに住んでいるので、かなりの静音シュレッダーでないと、とても夜にシュレッダーを使えないだろう。
となると平日のシュレッダータイミングは朝しかない。
だが朝の時間をシュレッダーゴミの整理に使いたくはない。
結果、休日にまとめてシュレッダーにかけることになるだろう。
となるとやはり、連続細断可能時間がネックになってくる。
つまり、私が電動シュレッダーを買わなかった理由は主に次の4つ。
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場所を取る
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手入れが大変そう
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音がうるさい
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連続で裁断できる時間に制限がある
ハンドシュレッダーにしなかった理由
ハンドシュレッダーなら少なくとも騒音問題は解決するし、腕が疲れるまでならいくらでも連続で細断できる。
省スペースがお望みなら机の上などに置いておけるコンパクトな製品もある。
だが、コンパクトになればなるほど1度に細断できる枚数が少なかったり、小さいサイズの紙しか通らなかったりだ。
とはいえ細断したいのは個人情報が書かれた一部分だけ。
だったら紙を破ってその部分だけをシュレッダーするようにすればいい。
だがここで「部分的なカットでいいならシュレッダーハサミの方が良いのでは」という発想に至る。
なぜなら、部分的なカットでも葉書1枚のカットでも、同じだけハンドシュレッダーのハンドルを回さないといけないからだ。
ハンドシュレッダーは紙の幅に関係なく、長さの分だけハンドルを回す必要がある。
小さい紙を細断するほど損している気分になる。
シュレッダーハサミを買った理由
それでも今までシュレッダーハサミを買わなかったのは
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シュレッダーハサミはストレートカットしかできない
という理由からだった。
しかし
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会社にシュレッダーゴミを追っていくのが面倒
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クロスカットできるシュレッダーハサミがあった
というわけだ。
色々と探したが、クロスカットできるシュレッダーハサミは↓くらいしかなさそうだ。
構造は上刃が横向き、下刃が縦向きにカットする構造。
これでクロスカットできる。
といいつつも、そこまで綺麗にクロスカットできるわけではなかった。
まあ、まだ使い慣れていないというのもあるし、一般家庭のシュレッダーならこれくらいでも十分だと思う。
終わりに
休日に、先日購入したゴミ箱の上でラジオでも聴きながらのんびりチョキチョキしていればいいかなと思っている。
今までは溜まったシュレッダーゴミが視界に入るたびに「会社に持っていかないとな」と思っていたし、会社でプライベートなゴミをシュレッダーにかけるのも若干の罪悪感もあった。
とりあえず、それからは解放されたし、電動シュレッダーと違って安価で省スペースに解決することもできて満足だ。