着たい服が見つからない。
もちろん、アパレルショップに行ったりネットで服を見ていると、欲しい服は山ほど見つかる。
しかし、あれもこれも買っていてはキリがない。
私が求めているのは「一生これだけでいい!」と思えるほどの1着だ。
これじゃない、あれじゃない――
そうやって考え抜いた結果、髪を染めた。
目的はオシャレ
「オシャレ」イコール「ファッション」というのが一般的な考えで、それに縛られていたから服装でどうにかしようとしていた。
しかし、オシャレはそれだけではない。
きっかけは2ヶ月前にピアスを開けたこと。
定着するまでずっとファーストピアスを付けっぱなしにしているのだが、慣れてしまえばかなり楽だ。
付けていることを忘れてしまうくらい。
それでいて、付けているだけで何となくオシャレ感を出せるのだから、クローゼットの中からあれこれ引っ張り出すよりずっと手っ取り早い。
そんな経験から、そもそも服装以外でオシャレした方が楽なのでは、という考えに至ったわけだ。
そもそもの目的は「オシャレすること」であり「服を買うこと」ではないのだから。
インナーカラーを入れる
服装以外でできるオシャレで真っ先に浮かんだのは髪を染めること。
しかし仕事柄、髪を染めてもいいかは疑問だった。
とはいえ禁止されているわけではない。
周りに染めている人がほとんどいないから、勝手に自分も控えていただけだ。
幸いなことに、ダメならダメと言ってくれる人が周りにいるので、思い切って染めることに決めた。
と言いつつも、いきなりごっそりと染める勇気はなく、様子見を兼ねてインナーカラーを入れることに。
ダメだったら、黒に染め戻すか、内側の染めた部分だけ切り落としてしまえばいいのだから。
意外と気付かれない
というわけでこんな感じになった。
後ろ髪から少し染めた髪が出ている。
ちなみに染めていない髪を上げるとこんな感じ。
こうしてピックアップして見ると目立つようにも思えるが、意外なことに、出社してすぐには気付かれなかった。
近くで見ないとハッキリわからないし、光の反射で色が違って見えているのだと思っていた人もいた。
反応としては、特にお咎めはなく、このままの髪色で大丈夫そうだ。
終わりに
外での反応が悪くなかったので、美容師さんと相談しながら、もう少しカラーを入れてみようかとも思っている。
服もそうだが、こうやって色を変えてアレンジするのはやはり楽しい。
何が良いって、服はバリエーションを持たせるにはそれだけの衣装を所有しないといけないが、髪は自分の一部なので、何の負担にもならないことだ。
髪に何をしてもクローゼットは埋まらない。
ミニマリストでありたいけどおしゃれもしたい人には良いかもしれない。