ビルドンブング

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テザリングでMac OSのアップデートをした

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ネット環境を楽天モバイルだけにして、つまりスマホ以外の通信はテザリングに頼るしかない状況だ。
普段のブラウジングやアプリのダウンロード・アップデートは難なくできているのだが、怖くてできていないことがあった。
ソフトウェアのアップデートだ。
テザリングでiPhoneやiPad、Macのソフトウェアアップデートができるのか、やってみてうまくいかなかったらどうしようか……
不安の方が大きくて、ずっとソフトウェアのアップデートができていなかった。
しかし、それが原因でiPadに不具合が出たため、先日テザリングでiPad OSのアップデートを実施。
そしてうまくいった。 
その流れでiPhoneもアップデート。
残るはMacだけだったのだが、単なるマイナーアップデートではなく「Big  Sur」への大型アップデート。
マイナーアップデートよりずっと容量が大きく、不具合が起きてもおかしくない更新作業となる。
しかし、いつまでも古い OSで置いておくのも憚られる。
というわけで、楽天SIMを入れたAndroidスマホのテザリングを使って、MacBookの OSアップデートをやってみた。
結果を先に言うと、うまくいった。
 

扱いはWi-Fiと同じ

OSアップデートとなると、ネットに繋がっていることが条件となる。
テザリングなら、携帯のデータ通信だが、繋いでいる側からすれば、Wi-Fiへの接続と同じ扱いだ。
なので、ソフトウェアのアップデートも、普通のWi-Fiに繋いでいる時と同じように行える。
ただ、通信速度は光回線よりずっと劣るため、それなりの時間がかかることは覚悟しておかないといけない
それと、もしかしたらうまくいかない可能性もあるので、もしもちゃんとしたネット環境があるのなら、わざわざテザリングで OSアップデートなんて綱渡りみたいなことオススメしない。

時間がかかるので電源に注意

所要時間の長さとは無関係に、ソフトウェアアップデートの際は、MacBookを電源に繋いでおくことが推奨される。
万が一、異常なバッテリー消費でアップデート中に電源がなくなると、どんな不具合が起きるかわからない。
 
もう1つ、テザリング親機の電源にも注意が必要だ。
テザリングはかなりバッテリーを消費する。
アップデート中のMacばかり気にしていたら、いつの間にかテザリング用の端末のバッテリーが少なくなっているかも。
バッテリー切れで電源が落ちれば、当然アップデート中のMacのネット接続は途切れる。
電源が落ちるのに比べれば被害は少ないと思われるが、長時間の作業になるので電源に繋いでおいた方が無難だろう。
 
ちなみに、私がMacBookのソフトウェアを「Big  Sur」にアップデートするのには、およそ4時間かかった。

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無事にアップデート完了

時間がかかることと、電源が切れないように気をつけていれば、作業内容は普通のアップデートと変わらない

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今のところ、不具合もなさそうだ。
テザリングでソフトウェアアップデートまでできるとなると、いよいよ自宅にネット回線の契約なんて必要ない。
使い放題の楽天モバイル様様である。
これに追随して、他の会社からもデータ使い放題の格安プランが出て来ればいいのだが。
また、今はまだ局所的だが5Gが全国的に広がれば、もっと安定して素早くアップデートもできるようになると期待している。