ビルドンブング

自由でシンプルな生活を求めて試行錯誤する記録を毎日更新中

もったいない理由が「お金」か「時間」なら手放した方が良い

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本気で節約しようとしたり、ミニマリストを目指したり。
そんなことをしていると、どうしても「物」と向き合わなくてはならない。
そして、その物の必要性を考える中で「習慣」とも向き合うことになる。
結果、手放した方が良いと思える事柄がいくつか見つかるのだが、それを潔く手放せないのが人間だ。
ついつい「もったいない」と感じてしまうものである。
しかし、その気持ちの元を辿れば、悩むまでもなく手放す決断をした方が良かったりする。
 

買った時の金額は気にしない

ものを手放すときに、ついつい頭をよぎるのが購入金額。
例えば、百均で買ったような小物なら、不要となれば迷いなく捨てられる。
また、元値が安いのでリサイクルショップやフリマアプリで売り払うという選択肢もない。
何に悩むこともなく、すぐに手放せるのだ。
 
対して、それなりに高価なものだとそうはいかない。
まず、手放す決心が固まりにくい。
せっかく高いお金を出して買ったのだから、何か活用する手立てはないものかと、手放さずにどうにか使い続けられる方法を模索してしまう。
しかし、そうやって使い道に悩んでしまう時点で、それは不要な物と断言できる。
不要なものを「もったいないから」という理由だけで所持しておく方が、ずっともったいない
活用できないままどこかに仕舞い込んでいてはスペースがもったいないし、使い道を考えようとする頭と時間ももったいない。

これからの時間を考える

値段とは別に「もったいない」と思わされる要因が時間だ。
「これに何時間も使ったのだから、ここでやめるわけにはいかない」というもの。
一番わかりやすいのはゲームだろうか。
レベルを上げたりアイテムを集めたり、ゲームを進めるのにはそれなりの時間を使う。
そうやってゲームに費やした時間が長くなるほど、そのゲームをやめることがもったいなく感じるのである。
しかし、そうやって惰性や義務感でゲームを続ける方が、ずっともったいない。
今まで費やした時間は素直に受け止めて、これからの時間の使い方について考えるようにしたい。
自分の時間を費やしてでもやりたいことなら続ければ良い。
時間がもったいないと感じつつも、これまでの時間を無駄にしたくなくて続けるくらいなら、さっさとやめてしまった方が良い
ゲームを例えにしたが、他の物や習慣についても同じだ。

判断基準は「今、必要かどうか」

過去に必要だった物や、将来必要になりそうな物を、今この瞬間に考える必要はない。
過去に必要だった物や大事にしていた物でも、今この瞬間に価値を見いだせないなら手放した方が良い。
将来必要になるかもという迷いが生じるが、その将来は不確定なものだ。
本当に必要とする将来がやってきたら、そのときに考えれば良い。
必要となる将来が見えていたとしても、想定通りになるとは限らないのだから。
今を生きる我々にとって、基準となるべきは今しかない

終わりに

当ブログの「持ち物カテゴリ」を見ればわかるが、私の価値観もコロコロと変わっていて、いろいろな物を買ったり手放したりしている。
しかし、どれも買ったときには必要としていたものであり、必要でなくなれば手放しているだけのこと。
今を基準に判断しているのだから、変わるのも仕方がないと言える。
むしろ、変わっているというとは、価値観が頻繁にアップデートされているとも言える。
固定観念に縛られるよりは、ずっと建設的な状態ではないだろうか。
もちろん、必要と感じてもすぐには購入せず、本当に必要かどうかをじっくり検討する必要はある。
そうしないとただの浪費家になってしまうので注意。
その辺りは「節約カテゴリ」で。