ビルドンブング

自由でシンプルな生活を求めて試行錯誤する記録を毎日更新中(金曜日はその週に読んだ小説の紹介)

美容院で思ってたのと違う仕上がりになった時に言うか言わないか

「美容院で髪を切ってもらったけど、思ったより前髪を短くしてくれなかった」
という話を友人にしたら「もっと短くしてって頼めばいいのに」と言われた。
議論したかったわけじゃないので、その場は頷いておいた。
しかし自分の希望とほんの少し違っていた程度なら、受け入れるべきだと私は思う。
(大きく違っていたら言った方が良いし、そもそも相性の悪い美容師かもしれないので変えるべきだ)
 
「髪を切ってもらう」と言うとイメージが伝わりにくい。
「髪をデザインしてもらう」と表現すればわかりやすいだろうか。
美容師というプロに自分の髪をデザインしてもらうのだ。
伝えるのは完成イメージのみ。
あとは、その感性イメージに向かって、プロが持てる技術を全て使って近づけてくれる。
そこに素人が立ち入るべきではない。
と、私は考えているので、プロの美容師に対して細かいお願いはしない。
 
個人的な内容になるが、美容院で髪を切ってもらう際の、私なりの心構えを紹介する。
毎回ちゃんと伝えてるのに思っている髪型にならない、と悩んでいる方には、もしかしたら何か得られるものがあるかもしれない。
 

必ず写真を用意する

言わずもがな、これは必須だ。
感性イメージに近い髪型の写真を必ず用意する。
それをせずに美容院へ行くのは、武器を持たずに戦場に行くことと等しい
美容院にスタイルブックが用意されているが、ネットから拾って用意する方が、自分のイメージにより近い写真を見せられる。
 
まして、私たちは「ロング」や「ショート」といった長さや「ボブ」や「ツーブロック」のような流行で名付けられた名前だけで読んでいる。
一言で「短めのボブ」などと言ったところで、その実、すごく繊細にバランスを整えて作られるものなのだから、もっと細かく伝えなければならない。
そこを補ってくれるのが写真である。
知識のない素人がイメージを口だけで伝えるよりも、ずっと話が早い。
 
ハッキリとした完成像があるのなら、いろいろなアングルを。
漠然としたイメージなら、それに近い髪型をいくつか用意しておくといい。

写真は言われるまで見せない

そうやってせっかく用意した写真。
切ってもらう前に真っ先に「こんな髪型にしたいです」と言いたくなってしまうが、決して自分からは言わない。
まずは、口だけで伝えるのだ。
頭の中でその写真をイメージして、可能な限り自分の言葉だけで伝える。
その過程で「具体的な写真とかありますか?」と聞かれたら、その時に初めて用意した写真を見せる
 
要は、先入観を与えないようにする。
逆の立場で考えてみると、頭の形や髪の質、ボリュームを鑑みて、頭の中で完成像を作っていく。
その完成像は、用意した写真よりずっと自分に似合っているかもしれない。
しかし、先に写真を見せてしまうことで、写真より似合う髪型になれるチャンスをふいにしてしまう可能性があるのだ。
もちろん、ドンピシャな写真があれば話は変わるが、そううまくもいかない。
 
実際、私も「もっと伸ばしたい」とか「前髪を軽くしたい」と言うが、「写真とかありますか?」と聞かれる時と聞かれない時がある。
きっと、聞かれない時は、即座にイメージができているのだろう。
だったら、そのまま任せるだけである。
用意した写真を無理やり見せることはしない。

完成まで受け入れる

もともと長かった髪を短くするのなら、一度のカットで完成するだろう。
完成がイメージと違ったら、その場で伝えればいい。
 
逆に伸ばす必要がある場合は注意が必要だ。
美容師さんは、これから伸びることも想定した切り方をしている。
伸びきる前に、こうしてくれああしてくれと、細かい要望をするのはオススメしない。
 
実際、切ってもらった直後は微妙だったが、そのまま数日経つと馴染んでいい感じになったことは何度もある。
完成に近づいて、具体的なイメージとのギャップがあれば、その時に伝えればいい。
プロのデザインは、完成間近になってようやく素人にも理解できるようになるものだ。

終わりに

あくまでも個人的なこだわりであることを、改めて断っておく。
美容師もタイプは様々なので、初めから写真を見せて欲しい人もいるだろう。
結局は人と人の相性なのかもしれない。
いまひとつパッとしないなら、いっそのこと通う美容院を変えてしまうのも手だ。