ビルドンブング

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ガス給湯器から電気温水器の家に引っ越して変わったこと

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お湯はガスではなく電気温水器で沸かす住宅に引っ越した。
2ヶ月が過ぎたが、ガス給湯器の頃と比べて特別に不便に感じていることはない。
 
ガス給湯器と電気温水器を比べてどちらがいいのかと問われると微妙なところだ。
参考として、電気温水器になって変わったことをまとめておく。
 

火を使わないのでガスを解約

ガス給湯器の場合、ガスの契約がないとお湯が出せない。
しかし、電気温水器でお湯を出す住宅の場合、ガスは火を使うためだけに契約することになる。
なので料理で火を使わないならガスを契約する必要がないのだ。
 
もともと火を使うような食生活はしていないし、電気圧力鍋を買ったので、電気だけで鍋などができるようにもなった。 

というわけで火を使うことはない、もといガスを使うことはないので、何の迷いもなくガスを解約した。

厳密には引越し先が電気温水器だと判明した時点で、ガス契約の引越し手続きをキャンセルして解約にした。

大阪ガスの電気に乗り換え

今までは電気とガスのセットでお得になる、関西電力の「なっトクプラン」を契約していた。
しかし、ガスを解約すると当然セットプランではなくなる。
通常の従量電灯Aでの契約となってしまうのだ。
 
となると、関西電力よりも「大阪ガスの電気」の方が安い。
即座に乗り換えた。
手続きはネットだけでできるので簡単だった。
それにしても、ガス会社の方が電気代が安く、電気会社の方がガス代が安いというのは不思議なものである。
 
ちなみに、電気温水器のための深夜電力契約は必要なので、こちらは関西電力で契約している。
深夜電力に関しては他の電力会社では対応していないようだ。
通常の電気と、深夜電力で別々の契約なので、当然電力メーターも2つある。
深夜電力側のブレーカーはメーターの横についていることが多い。
室内にはないので、引っ越した時にあげるのを忘れないように気をつけなければならない。
私はブレーカーがどこにあるのかわからず、引っ越して1週間ほど冷水を浴びていた。

電気代が高くなった

今までガスを使っていたお湯にも電気を使うのだから、電気代が上がるのも当然と思われるだろう。
しかしそういう意味で電気代が高くなったと言っているわけではない。
お湯を出すために契約している深夜電力の料金が、都市ガスよりも高いのだ。

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ただ、電気温水器の電気代は製品によるところが大きい。
お湯を沸かすのに使う電気が多いほど電気代がかかるのは当然だ。
エコキュートのような最新機種ならもっと省電力でお湯を沸かせて安く上がるのだろう。
残念ながら私の家は家賃の安さで選んだ築30年を超えるボロアパート。
最新の電気温水器が搭載されているわけがなかった。
 
それに電気温水器は家の設備なので、賃貸である以上は勝手に買い換えるわけにはいかない。
買い換えられたとしても、一生そこに住むわけじゃないので、高いお金を出して交換しても損する未来しかない。

まとめ

電気温水器でお湯を沸かす住宅に引っ越せばガスを解約できて節約になるのでは、という記事を以前書いた。

だが甘くはないようで、むしろ都市ガスよりも深夜電力の方が高くなる結果となった。

 
こればかりは電気温水器が古いタイプなので諦めるしかない。
どうせ賃貸だし、長く住むつもりもない。
転勤になれば引っ越すのだから。
むしろ、家賃の9割を会社が負担してくれているだけありがたいことだ。