ヒロセ通商(証券コード7185)の株を保有していると、株主優待でキャンペーン商品がもらえる。
100株以上の保有で1万円相当のキャンペーン商品、1,000株以上の保有で3万円相当だ。
ついでに、届いた荷物を受け取る際に利用したクロネコヤマトの無料で便利なサービス「Myカレンダー」を紹介する。
頻繁に宅配便が届く人であれば利用するかどうかは別として、登録はしておいて損はないだろう。
荷物はコンビニで受け取るべし
クロネコヤマトからコンビニに荷物のお届けが完了したという通知があった。
厄介だったのは、引っ越し前の最寄りのコンビニに届けられていたことだ。
クロネコヤマトには事前に受け取り場所を登録しておくと、それ以降はなんの手続きもなく自動的にその場所に届けてくれる「Myカレンダー」というサービスがある。
しかし、引っ越してから設定を変更し忘れていたのである。
遠くに引っ越したわけではないので徒歩圏内のコンビニだったから良かった。
もしも「Myカレンダー」を利用していて、今後引っ越しする予定の方は設定の変更をお忘れなく。
引越しの時にやることをまとめたサイトでもここまでニッチなのは取り上げていないだろう。
だから私も忘れていた。
ところで「Myカレンダー」は非常に便利なサービスだ。
もしも利用していないのなら、今すぐ登録すべきだろう。
無料なので活用しない手はない。
曜日と時間帯ごとに自宅への宅配かコンビニなどでの受け取りか選んで設定できる。
↑のように設定した場合は、平日は設置した受け取り場所(コンビニなど)に、土日は18時〜21時の間に自宅に届けてくれる。
宅配便の日時指定は何時〜何時の間(基本的2時間間隔)での指定になるのが厄介だ。
早く来てくれれば良いが、そうでなければ最長で2時間近い待ち時間が発生してしまう。
私はこの待ち時間が嫌いだ。
家にいなければならない。
家には誘惑が多いので、極力家にいる時間は少なくしたいところだ。
だから曜日や時間に関係なく、可能な限り宅配便はコンビニ受け取りにするように心がけている。
届いてから1週間は置いてくれるし、コンビニなら24時間営業なので、好きな曜日の好きな時間に受け取りに行くことができる。
家の近所にあれば時間の節約にもなるし、隙間時間の活用にもなる。
仕事帰りなどに受け取っても良い。
つまり、時間を指定して家に届けてもらうよりもフレキシブルだ。
重い荷物もコンビニで
てっきりふるさと納税の返礼品である玄米(1kg)が届いたのかと思って油断していたが違った。
(後でお届けのお知らせを見返したら「ヒロセ通商株式会社様からのお荷物」と書かれていたので単なる私の不注意だ)
コンビニで送り状番号を見せると、出てきたのは両手で抱えないと持てない大きさの段ボール。
そして重い。
3kgはあったように感じる。
結果、コンビニから自宅まで1kmほど段ボールを抱えたまま歩いて帰ったのだが、翌日は腕が筋肉痛になった。
次からは以前購入したキャリーカートを持っていこうと反省。
畳めばコンパクトなので持って行くときは邪魔にならず、耐荷重は50kgなので一般的な郵便物なら載せられる。
そうなると、ますますコンビニ受け取りの方が便利だ。
わざわざ指定した時間帯に自宅待機してまで持ってきてもらいたい荷物は、重たくて大きい荷物だろう。
しかしキャリーカートがあればそれすら自分で運ぶことができるようになるのだから、コンビニ受け取りの弱点は無くなる。
もしも宅配便を待つ時間が嫌いだけど、重たい荷物を家まで運べず諦めている方は、キャリーカートを検討してみて欲しい。
製品にもよるが、畳めば靴箱にしまっておくこともできるので、使わない時も邪魔には感じない。
1個200円+税と考えれば1万円相当
さて、苦労して家まで運んだ段ボールの中身、つまりヒロセ通商の株主優待を見てみよう。
段ボールを開けると出てきたのがこちら↓
ぎっしり詰まっている。
これは重たいわけだ。
取り出して並べてみた。
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袋麺4種×5袋→計20個
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レトルトカレー4種×2箱→8個
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レトルトカレー1種×4箱→4個
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パックご飯(120g×2)×12パック
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来年のカレンダー×1枚
全部で45個の商品だ。
何気にカレーとご飯の数が揃えられているのに細やかさを感じる。
(ただ、レトルトカレーが5種類あったのだが、他が2箱ずつなのに1つだけ4箱だったのが気になる)
これで1万円相当ということは、1個あたり222円ほど。
まあ、200円+税と考えれば約1万円ということになる。
全て同じではなかったが、賞味期限はこんな感じ↓
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袋麺が年明けの3月中旬
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レトルトカレーが来年の10月末〜11月頭あたり
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パックご飯が来年の7月前半
ちなみに私はがもらったのは1万円相当の商品だったが、1,000株以上保有していると3万円相当の商品がもらえる。
内容が良くなるのか品数が増えるのかは不明だが、品数が増えるのだとしたら、この3倍届くということだ。
恐るべし。
食べるだけが使い道じゃない
ところで、私は電子レンジを持っていないし、引っ越してからガスの契約をせず、IHコンロを持っているわけでもないのでお湯が沸かせない。
つまり、もらった商品の中で唯一使えるのはカレンダーのみという環境だ。
(カレンダーも使う気はないが)
じゃあ無駄な優待だったのかというと、そうでもない。
パックご飯は、母がたまに食べると言っていたので、次に実家に帰るときに持っていく。
袋麺とレトルトカレーは普段お世話になっている人に配ろうと思う。
つまり、日頃の感謝に対するお礼の品にするということだ。
優待でもらったものをお礼にするなんてケチくさいやつだと思われるだろうか。
しかし、株主優待は無料でもらえるものではない。
それなりのお金で株を買わなければならない。
今回のヒロセ通商なら10万円以上必要だ。
そのお金を工面できたのは、実家に帰ったときに美味しいご飯を食べさせてくれる家族や、日頃飲み会などに連れて行って食べさせてくれる会社の優しい方々のおかげである。
そうして浮いたお金で買った株の優待としてもらった品を配るのだから、ある種、還元行為と言える。
それに、たとえ自腹で買ったものでなく優待でもらったものだったとしても、お礼の言葉だけで感謝を済ませるよりはマシだろう。
まとめ
食べるか配るかは置いておいて、単純にかなりお得感のある株主優待だ。
1万円相当というだけで具体的に何が来るのかはわからなかったので様子見だったが、これなら継続して保有しておいてもいいかなと思う。
おかげで周囲への感謝を言葉だけでなく物でお返しすることもできる。
そして、この荷物の受け取りのおかげで、重い荷物もコンビニに届けてもらってキャリーカートで持ち帰るという発想を得られた。
還元はしてもされても嬉しいものである。