断食で得られるメリットには魅力が多いですが、いざ断食しようとしてもなかなか難しいものです。
食欲は3大欲求の一つであり、それを押さえつけるのにはかなりの精神力を要するでしょう。
意志の弱い私でも断食を続けられる方法はないものか。
考えた結果、一つの仮説に辿り着きました。
食べ物があるから食べてしまうのでは?
というわけで、家に食べ物を置かないことで強制的な断食に身を置いた場合、どのようなメリットがあるのか、真剣に考えてみます。
目次
冷静になれる
食欲に負ける時、どうして食べてしまったのかを分析してみると「そこに食べ物があったから」という結論に収束するように思います。
どれほど空腹だったとしても、そこに食べ物がなければ、何も食べようがないからです。
もしも家に食べ物を置いていなければ、何か食べたいと思った時、まずは買いに行かなくてはなりません。
買いに行くということは、外に出て、スーパーまで行き、お金を使うということ。
少なくとも、キッチンに行って何か食べ物を持ってリビングに戻るという行為よりは、遥かに多くの過程と時間を要します。
つまり、考え直す機会が多いのです。
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わざわざ買いに行くほど空腹か?
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お金を払ってまで食べたいのか?
こういった自己問答を自然に行うことになるはずです。
その中で、自分が断食に臨むことにした理由などを思い出し、踏みとどまれる可能性が高くなることでしょう。
ゴールを決める
いくら物理的に食べ物との距離を置いたところで、永遠に何も食べないわけにはいきません。
何らかのゴールを決めておかないと、モチベーションにも関わります。
「あと何日断食を続けられれば目標達成だ!」という指標があった方が続けやすいですよね。
私にとってのゴールは2つあります。
1つは小さなゴール。
以前に平日断食をやりましたが、その時と同じです。
平日は何も食べず、休日に食べるというもの。
休日というゴールを目指して平日は断食するということです。
もう1つ、大きなゴールがあります。
それは実家に帰ること。
私は毎月実家に帰っており、その時に母の手料理を食べます。
それが今の私の食生活における最大の贅沢なのです。
その贅沢さをゴールにすることで、小さなゴールである休日の食事で贅沢や暴飲暴食に走ることを抑制します。
持ち物が減る
自宅に食べ物を置かないのですから、今まで食べ物を置いていたスペースが空きます。
また、食事の回数も減りますので、食器類も多く持つ必要はないでしょう。
どんな場合でも使える万能なものを1つ持っていれば良いと思います。
私は百均のプラスチック製耐熱丼を愛用しています。
丼というだけあって容量も多く、ご飯ものでも汁物でも対応できます。
食べ物をまとめ買いしなくて済むのも気が楽ですね。
まとめ買いは確かに安いのですが、1食分の値段がわかりにくいですし、ストックがある故に気が抜けて食べすぎてしまうこともあります。
安いからまとめ買いしているのに、そのせいで余分に食べてしまうようでは本末転倒。
多少割高でも、都度買いして1食ごとの値段を明確にした方が金銭意識が高まりそうです。
まとめ
「家に食べ物を置かないぞ」と決めたからといって、今自宅にある食べ物を捨てるわけにもいきません。
当面は、短期的な断食を繰り返しつつ家に残っている食材を少しずつ消化、徐々に断食の感覚を増やし、最終的には平日断食が基本になるように身体を慣らしていきたいところです。
まあ、断食と言っても水だけはしんどいので(実体験)味噌汁は好きなだけ飲んで良いことにする予定です。