考え事やアイデアを整理するときは、紙とペンを使っています。
そして、持ち歩く際は紙を30枚ほど束ねてクリップボードに挟んで鞄に入れます。
このクリップボードが便利なやつでして、今回は紙のメモとクリップボードの魅力を語ります。
目次
なぜコピー用紙なのか
一口に紙と言っても、ツールはいろいろあります。
-
1枚ずつバラバラのコピー用紙
-
数枚が本のように固まった手帳やノート
-
後からノートやファイルにできるルーズリーフ
メインどころはこの3つでしょうか。
その中からコピー用紙を選んだ理由がこちら。
-
他のページを参照しやすいノートや手帳だと、他のページを見ながら新しいページに書きたいとき、何度もページを戻る必要があります。新しいページを開いている時に古いページを開けないからです。しかし、1枚ずつバラバラのコピー用紙であれば、過去のメモを見ながら新しいメモを書くことができます。
-
並べ替えが簡単ノートのように初めから1冊になっていると、ページを並べ替えられません。考え事の続きをしているのに、ページが飛んでいる状態になってしまいます。学校みたいにカテゴリごとにノートを用意してもいいですが、管理や持ち歩きが面倒になるが嫌です。
-
場所を取らないノートや手帳の場合、構造上、開いて使うことになります。例えばA4サイズのノートでも、開けばA3のスペースが必要になるのです。一方A4のコピー用紙なら、A4のスペースのみ。リングタイプなど裏に回せるノートであれば問題ありませんが、既出の理由から、わざわざリングノートを使おうとは思いません。
-
綺麗に書こうと思わないノートやルーズリーフは、最終的に1冊にまとめられます。それゆえに、そのつもりはなくても無意識に綺麗にまとめようとしてしまうのです。コピー用紙ならどうでしょうか。使い終わったらそのまま捨ててもいいですし、置いておきたければファイルにでも入れるかスキャンしてデータ化すればOKです。つまり気軽に書き捨てられるわけです。
-
安いノートや手帳、ルーズリーフと比較して、白紙のコピー用紙は抜群に安いです。値段が高いと、もったいなくて雑に使えなくなるので、できるだけ安いコピー用紙を買います。
そんなわけで、私はコピー用紙を愛用しているわけです。
上はこの記事を書く元になったメモです。
この記事を書き終えたら捨てるので、綺麗に書こうとは思っていませんし、ノートにまとめるつもりもないので、いっぱいになったら2枚目に移る気持ちで文字も大きく、見た目よりも速さ優先の自分が読めればいい走り書きです。
持ち歩くならクリップボード
コピー用紙をノートや手帳と比較して劣っている点は携帯性。
コピー用紙をそのまま鞄に入れるとクシャクシャになってしまうでしょう。
1番に思いつくのはクリアファイルに入れて持ち歩くことですが、私がオススメするのはクリップボードに挟んで鞄に入れるです。
この状態です。
写真だとわかりにくいですが、紙を20枚ほど挟んでいます。
製品にもよりますが、100枚くらい挟めるものもあるのではないでしょうか。
さて、この状態で鞄に入れれば、中で紙が折れ曲がる心配はなさそうです。
それだけではありません。クリップボードのメリットは他にもあります。
-
数を挟んでおける先述しましたが、その気になれば100枚ほど挟めます。ただ、そこまで挟むと厚みが出てクリップボードに挟んだまま書くときに段差になって使いづらいため、多くても30枚ほどに留めています。それでも1回の外出で30枚(両面で60ページ)もあれば十分でしょう。
-
下敷きになる机の上などスペースが確保できていればクリップボードから外して1枚の紙として使いますが、スペースがない場合、クリップボードが下敷きの代わりになります。片手で支えて宙でものを書くこともできますし、座った状態で膝の上に置いて使うこともできます。こういった書き方をノートで行おうとすれば、下敷きなどで支えないと安定しませんよね。
探せばポケットが付いたものや、バインダーと一体になっているものなど、やたら高機能なクリップボードが多々ありますが、オススメは百均にも売っているようなシンプルなクリップボードです。
私が求めているのは、上述の通り「しっかりと紙を挟んでおけるクリップ力と、下敷きになる硬さ」です。
ちなみに使っているのはこれ。
最低でも6個セットなのが厄介ですが、品質は良いです。
百均のは安っぽくて不安だけど高級なガチ製品は求めてないという私の需要にぴったり当てはまっています。
下手にバインダー機能などがあるとノートと同じで、綺麗に書いて置いておこうと思ってしまうため、のびのびと思考を紙に落とせなくなってしまう恐れがあると感じます。
保存しておきたければ、走り書きでとりあえず出し切ったメモを見ながら、改めて別の紙にまとめるか、Evernoteとかメモアプリにデジタルでまとめるかすればいいのです。
まとめ
普段、PCで入力するばかりで紙とペンはほとんど使わないという方ほど、一度紙のメモを試して欲しいです。
白紙に自由なレイアウトで、のびのびと好き勝手に頭の中にあるものを出していくとスッキリします。
いきなりクリップボードを用意しろとは言いません。
適当な裏紙を使って、手書きで考え事をしてみると、思わぬ解決策やアイデアが出てきたりして、自分でもびっくりします。