玄米が体に良いことは有名です。
少なくとも、白米よりは栄養価が高いので、白米を玄米に置き換えるだけでも健康に効果があります。
ただ、私は玄米を生で食べることをオススメします。
慣れれば美味しく食べられますし、手間がかからないので楽になります。
目次
そもそも生で食べられるのか
玄米の生食は健康法として存在します。
玄米に限らず生の米は食べられないというのは、たいていの場合、米は炊かないと固くて食べられないと考えるからでしょう。
では実際、生米を食べたことがあるでしょうか。
試しに何粒か、口に入れて噛んでみてください。
歯に異常がない方であれば、奥歯ですり潰すように噛めるはずです。
米は生のままでも食べられるのです。
私が玄米の生食を始めたばかりの頃は、顎が筋肉痛になりましたし、食べるのにやたら時間がかかりました。
しかし、今では当時の半分の時間で食べられますし、顎が筋肉痛になることもなくなりました。
つまるところ、慣れれば何の支障もないということです。
生で食べるメリット
玄米を炊くことでデンプンが変化するので生食の方が云々の話は置いておいて、栄養面以外のメリットをご紹介します。
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手間がかからない生で食べるということは、調理の必要がないということです。また、片付けも簡単です。炊飯器も使わないですし、生の玄米はさらさらとしていますので、器も水でさっと流せば洗えます。わざわざ毎回洗剤で洗う必要はありません。
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長時間食べられる玄米は固いです。奥歯でしっかりと噛み砕く必要がありますし、それには時間がかかります。裏を返せば、少量でも食べるのに時間がかかるので、咀嚼による満腹感に期待ができます。食べ過ぎの防止にもつながるでしょう。ずっと食べていたら顎が疲れて食べる気分ではなくなります。
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いつでも食べられる調理の必要がないということは、玄米を常備しておけば、いつでも食べられるということです。逆に、食べなくても問題ありません。例えば晩ご飯として食べようとしていたけど急な飲み会などで食べれなくなった場合、炊いた玄米であれば冷蔵庫などに入れて早めに食べる必要がありますが、生の玄米であればそもそも何の調理もしていないので、そのまま置いておいて、別の日に改めて食べるだけです。また極端な例ですが、非常時に避難する際、ストックしている玄米をそのまま持ち出せば、非常食になります。生の玄米を食べられるようになっていれば、最低限玄米と水さえあれば生きていけます。
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持ち歩きやすい冒頭の写真のように、小さなタッパーに入れてそのまま鞄に入れられます。また、ここまでにあげたメリットの通り、少量で十分ですし、いつでも食べられるので、携帯するのにぴったりです。普通に昼食や夕食として食べてもいいですし、ポリポリとスナック感覚でおやつとして食べるのもありです。スナック菓子より健康的ですし。
栄養面では諸説あり
先ほどのメリットでは栄養面には触れませんでした。
なぜなら、はっきりとしないからです。
生食より炊いた方が良い、炊くにしても土鍋で炊いた方が良いなど、いろいろな説があります。
結局は自分の体で試してみないと何とも言えないのです。
下手なことを言っても責任は取れませんので……。
ただ、無農薬栽培による玄米を食べた方が良いということだけは断言できます。
少なくとも、私が生玄米食を初めて2ヶ月ほど経ちますが、体に悪影響は感じていません。
そして先に述べたような時間的メリットの恩恵をかなり感じていますので、今後も続けていくでしょう。
あれこれ調べてみるのも大切ですが、まずは試しに実践してみるのが手っ取り早いと思います。
まとめ
お米といえば炭水化物。
きな粉と卵からタンパク質を摂取し、玄米から炭水化物を摂取する生活が定着しています。
どれも栄養価が高く、値段が高くない食品ですので、健康を犠牲にしない食費の節約にぴったりです。
何より手間がかからないのがお気に入りです。