「入れておいた方がいい」と断言できる数少ないアプリです。
Apple Watchを使っているなら時計としての使い勝手も良くなります。
右上のコンプリケーションが今回紹介するアプリ「scCalendar」です。
ひと目で日付、年号、曜日、西暦がわかります。
書類記入の際などに「今日何日だっけ?」「何曜日だっけ?」という場面で大変役に立つアプリとなっています。
Apple Watchのコンプリケーション配置は定期的に見直していますが、「scCalendar」だけは常に定位置です。
また、iPhoneアプリには「カレンダーに関わる情報」が全て詰め込まれていると言ってもいいでしょう。
本当にオススメなので、その魅力を可能な限りお伝えしていきます。
目次
洗練された最低限の機能
カレンダーに関するアプリというと、たいていはiCloudやGoogleのアカウントと連携して、登録された予定を確認できる機能が搭載されているかと思います。
しかし「scCalendar」にはそんな機能はありません。
年月日と曜日が確認できるカレンダー
それ以上でもそれ以下でもないのです。
故に必要最低限の操作で必要な情報が得られるのです。
冒頭の画像のように、コンプリケーションでは曜日と年月日が表示されます。
そして、それをタップしてアプリを起動すると、月表示のカレンダーとなります。
実は、Apple Watchでこうして月表示のカレンダーを表示できるアプリはかなり少ないです。
さらに祝日まできっちりと反映されているものとなると、ごく僅かでしょう。
さらにスクロールすることで2ヶ月後(翌月、翌々月)のカレンダーも表示できます。
iPhoneでも活躍
Apple Watchアプリの便利さは伝わったかと思います。
しかし、iPhoneアプリでは、さらに便利な機能が入っているのです。
普通にアプリを起動すると、Apple Watchと同じように月表示となります。
この場面から左右のスワイプで1ヶ月単位の切り替えが、上下のスワイプで1年単位で切り替えが可能です。
2020年7月現在を例にすると、次の通りです。
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左にスワイプ(←)2020年8月
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右にスワイプ(→)2020年6月
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上にスワイプ(↑)2021年7月
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下にスワイプ(↓)2019年7月
年単位の切り替えもサクサク
iPhoneアプリで下部の右から2番目に表示されているアイコンをタップすると、1年分(12ヶ月)のカレンダーが一覧で表示されます。
ここから見たい月をタップすると、その月の表示に変わるのですが、この状態の画面だと、より大きな単位で年月を切り替えできます。
この場面から左右のスワイプで1年単位、上下のスワイプで10年単位の切り替えが可能です。
2020年現在を例にすると、次の通りです。
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左にスワイプ(←)2021年
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右にスワイプ(→)2019年
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上にスワイプ(↑)2030年
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下にスワイプ(↓)2010年
便利な早見表
「年」のアイコンをタップすると、誕生年、干支、年齢の一覧表が表示されます。
私は特にそういう場面が多いのですが「あの人いくつだっけ? 戌年って言ってたのは覚えてるんだけど」というような場合に重宝します。
続いては左から2番目のアイコン。
この画面では月齢、旧暦、六曜を見ることができます。
特に六曜は、社内で結婚祝いなどを渡す日にちを決めるのに使えます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「スケジュール管理」という機能を省くことで「カレンダー」にあるべき情報が全て詰め込まれた完成形のアプリだと個人的には思っています。
日付や曜日、祝日などを見るだけでしたら純正カレンダーアプリやGoogleカレンダーなどのアプリでも可能ですが、そちらはスケジュール管理として、それとは別に日付に関する情報として「scCalendar」を入れておくとどこかで必ず役に立つかと思います。
時間という概念の中で生きている以上、このアプリは必須と言えませんか?